世の中、友達になりたいなと思えるステキな人もいれば、人を騙してお金を巻き上げることを仕事にしている人もいます。
日本では、オレオレ詐欺、今でも続いているようですね・・・・。
イギリスでは日本のような「あなたのお孫さんが・・・・」とかいう電話は聞いたことありませんが、数々の詐欺電話があります。
よくあるのが、「ここ最近、あなたの過失ではない自動車事故がありましたね?」という電話や、「Your National Insurance number has been compromised (あなたの国民保険番号が危険にさらされています)」とかいう自動音声の電話です。
録音された単調な声で「最近、自動車事故がありましたね?」と毎回聞かれると、「そんな頻繁に事故ってたまるかーー!!!」とむかつきます。
ま、それはさておいて、昨日、私のビジネスでも「これは詐欺っぽい・・・・」というのがありました。
私の会社ではServiced Accommodation(家具付きの家を短期間で貸す)を扱っているのですが、つい先日こんなメールが来ました。
一軒空きがあったので、「空いてますよ、料金はこれです」と返信したら、1週間後くらいに予約のメールがきました。それがこちら。
返信のメールを見た時に、これは怪しい・・・・と思ったんです。
メール上で見える箇所だけで3点。いや、4点?
二つのメールを見て、怪しい箇所を探してみてください。
・・・・怪しいの、見つかりましたか?
では、私的に怪しいと思ったこと、以下です↓
- Baris Erdoganって差出人が同じのようでも、返信が違うメールアドレスからきている。
- クレジットカードで支払えるかと確認してきている。しかも、「あなたの会社のポリシーに反していますか?」と妙に念入りに確認している。
- Warm regards、Kind regardsの後に名前を書いていない
- 最初のメール、私たちのメールアドレスがToのところではなく、Blind copyに入っている。
4は、多くの人に一度にメールを送る忙しい担当者なのかなーと最初は思ったのですが、1・2・3の点を2件目のメールで見て、これは詐欺だと思いました。
私たちのような宿を運営している業界では、クレジットカードを不正で使う人や、泊ったのに「こんな支払いはした覚えがない」とクレームしてお金を戻す人たちが時々いるので、そういうのを防ぐためにきちんとした手順を踏まないと、後で痛い目にあいます。
そして、詐欺だと確信したのがこちら。
5. 来たメールに返信した後、なぜか元のメールが「削除」フォルダに移動している(証拠隠滅?)
6. メールアドレスをグーグルで検索したら、詐欺メールリストを掲載しているカナダのウェブサイトに載っていた!
5月25日のところに1件目のメールアドレス、6月12日のところに2件目のメールアドレスが!
あーー、詐欺に気づいてよかった!とホっと一息。
「すいません、もう満室です」と返信しておきました。
電話だけでなく、メールでも詐欺師たちは頑張ってます。
皆さんもお気をつけて。
今日は、再度ワクチン接種に行ってきます。
3度目の正直!!になるかな?
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